« ロンメル軍団を叩け(1970 アメリカ) | トップページ | パッチ・アダムス(1998 アメリカ) »

砂漠の戦場 エル・アラメン(1968 イタリア/フランス)

第2次大戦中の1942年,アフリカ戦線に配属されたイタリアの若き士官ジョルジオ中尉は部下の命に配慮が回らず,部下からの評価は散々だった.そこへジョルジオの兄で歴戦のベテラン,クラウディオ准尉が配属される.二人はドイツ軍と共同で地雷原の調査に向かったが,そこでジョルジオは敵の捕虜になってしまう.捕虜収容所を脱走したジョルジオだが,イギリス軍のグラハム中尉に思いやりのある扱いを受けたことに感銘していた…という話.

WWII の転回点のひとつエル・アラメインの戦いを背景にした戦争ドラマです.
経験不足の若いイタリア士官ジョルジオ・ボッリ中尉が,兄のクラウディオ准尉や敵イギリス士官のグラハム中尉や,そして戦いの中でいろいろと学ぶところが前半の話で,戦場における人々の考えの違いがいろいろとあらわされていて面白いです.
ジョルジオやグラハムといった前線の指揮官を描くと平行して最高指揮官のロンメルとモントゴメリーとその周辺も描いていて,前線で戦う指揮官は兵を慮って行動する必要があるのに対し上層部の指揮官は作戦の成功のためには一部の兵を犠牲にする冷酷さを要求されるという,そのギャップが印象深いです.
後半は味方を退却させるためにイギリス大戦車部隊の進攻を抑える役割を受けるジョルジオ率いる空挺部隊の壮絶な戦いが話の中心になります.多数の戦車が登場して迫力がありますが,現代戦車に混じって WWII 当時のイタリア軍車両,カーロ・アルマートM13戦車やセモベンテM40自走砲が登場しているのも見所のひとつでしょう.

|

« ロンメル軍団を叩け(1970 アメリカ) | トップページ | パッチ・アダムス(1998 アメリカ) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

[DVD鑑賞日記]」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6493/1757295

この記事へのトラックバック一覧です: 砂漠の戦場 エル・アラメン(1968 イタリア/フランス):

« ロンメル軍団を叩け(1970 アメリカ) | トップページ | パッチ・アダムス(1998 アメリカ) »