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熱砂の戦車軍団(1969 イタリア)

第2次世界大戦のアフリカ戦線で劣勢のイギリス軍は退却を決定,ブラッドベリー大尉はその支援のための地雷敷設を指揮していたが,その間に基地がドイツ軍に蹂躙されて砂漠の真中に孤立してしまう.ドイツ軍のハインツ大尉はブラッドベリーのジープを追撃するが,乗車していた装甲車をやられて彼らもまた孤立してしまった.イギリス兵5人とドイツ軍2人はお互いに降伏し生き残るために協力してジープで出発するが,彼らは隙あらば相手を殺して自軍に帰ることを考えていた.しかし水が足りなくなってくるにつれて味方同士も険悪になり…という話.

WWII ものの戦争ドラマですが,砂漠でのサバイバルなどがからんできてけっこう変わった雰囲気の映画です.邦題は“…戦車軍団”で,たしかに戦車軍団は出てくるんですが,そちらはメインではありません.
イギリス兵の5人がはじめは気のいい仲間たちだったのが,怪我人の具合が悪くなったり,水が足りなくなったり,状況が悪くなってくるにつれてどんどん利己的になっていくのが怖い話でした.自分が死ぬか生きるかという状況では実際仕方がないことでしょうが,それだけに平和というものには豊かさが必要なんだなと確認させられます.
ドイツ兵には恋人をイギリスに奪われた男と半分イカレたような男が登場しそちらでも危機感をあおっていて,後の展開が気になって引き込まれました.
あと音楽が妙に暗く感情を盛り上げて結構印象的でした.
終盤はちょっと唐突ですけど,切なさとほのかな友情を感じられ,なかなか面白かったです.

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