« オーシャンズ11(2001 アメリカ) | トップページ | リバー・ランズ・スルー・イット(1992 アメリカ) »

トーク・トゥ・ハー(2002 スペイン)

記者のマルコは有名な闘牛士に捨てられた女闘牛士リディアと恋人になるが,数ヵ月後彼女は闘牛中の事故で昏睡状態になってしまった.彼女が収容されたクリニックに看護士ベニグノがいた.ベニグノはバレリーナ,アリシアに恋していて,4年前交通事故で植物状態になった彼女をかいがいしく看護していた.アリシアにやさしく話しかけるベニグノに絶望状態だったマルコは元気付けられ,彼ら2人の間に友情が生まれるのだったが…という話.

応えられない愛と2人の男の友情を描いたドラマです.
ベニグノのアリシアに対する愛は確かに深かったのだろうと思いますが,男女の愛というものは双方が相手を受け入れて始めて成り立つもの,アリシアの意思が確認できない状態ではやはり独りよがりになってしまいます.しかし若いときから母親の介護をしていて男女の仲というものを知らなかったベニグノにはそのことが理解できず,またあの日に見た映画に影響されて悲劇が起きてしまう.犯罪は良くないですがベニグノの気持ちもわからないことは無く複雑な気持ちになります,
ただ,アリシアのベニグノに対する気持ちは何も表されていないので,ベニグノの思いは何も通じていなかったのかなと思うと,かなり切なくなりました.まあベニグノや事件のことを彼女に伝えるのも残酷なので,誰もそれは確認できないだろうけれども.

|

« オーシャンズ11(2001 アメリカ) | トップページ | リバー・ランズ・スルー・イット(1992 アメリカ) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

[DVD鑑賞日記]」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/6493/2589053

この記事へのトラックバック一覧です: トーク・トゥ・ハー(2002 スペイン):

» ベニグノの最期 [ガンバレ就活生!! 只今、就活モニター生、応援中!!          内定20社獲得いんちょー奮闘記]
こんにちは、”トーク・トゥ・ハー”でTBさせていただきます。 僕ならどうするのだろう? 考えさせられる映画でした。 「窓から身を乗り出し、 ただ、時... [続きを読む]

受信: 2005/04/03 11:47

» トーク・トゥー・ハー  [I LOVE CINEMA +]
トーク・トゥ・ハー リミテッド・エディション Hable con Ella 2002年 スペイン 113分 監督・脚本:ペドロ・アルモドバル 主演:レオノール・ワトリング ハビエル・カマラ ロサリオ・フローレス ダリオ・グランディネッティ ジェラルディン・チャップリン OFFICIAL SITE ピナ・バウシュのバレエ『カフェ・ミュラー』の舞台で始まりました。印象的で暗示的、そして美しかった。この作品自体が映像や全体的な印象が美しかったです。 二人の男の愛し方が描... [続きを読む]

受信: 2005/06/12 10:04

» 『トーク・トゥ・ハー』生死の濃厚エキスたっぷり。悲しく美しいストーリー。 [映画のBLOG@今日のいいこと。]
トーク・トゥ・ハー/Hable con ella 女闘牛士。恋人のジャーナリスト。交通事故で4年も意識を失ったままのバレリーナ。歪んだ愛で彼女を看病し続ける看護士。生と死。男と女。静と動。。。この映画は対極する二軸が濃厚に混ざり合い、そして分離する。。あやふやさと究極の愛を描いた濃ゆ〜いドラマです。『オール・アバウト・マイ・マザー / Todo sobre mi madre』の巨匠ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督作品。 映画の冒頭は、ピナ・バウシュの『... [続きを読む]

受信: 2005/07/01 00:41

» トーク・トゥ・ハー ★★★★★ [マダム・クニコの映画解体新書]
 ピナ・バウシュの激しいダンスに始まり、ゆるやかなテンポのダンスで終わる。これは、物語のテーマである”天国と地獄の中間にあるこの世は悲哀に満ちているが、人間はそれを運命として捉え、受容して生きていかなければならない。人間にできる唯一のことは、ただ黙って優しい眼差しで見守ることだけだ”ということを表現している。    母の看護を15年間も続けた看護師のベニグノは、文字通り母子密着の至福の時を独占し続け、大人にな�... [続きを読む]

受信: 2005/07/02 23:13

» トーク・トゥ・ハー [映画の休日。]
トーク・トゥ・ハー これを果たして「愛」と呼べるのでしょうか? ベニグノ(ハヴィエル・カマラ)は、4年間昏睡状態にあるアリシア(レオノール・ワトリング)が目覚めることを信じて、愛を捧げ、人生を捧げ、献身的な介護を続ける。 マルコ(ダリオ・グランディネ... [続きを読む]

受信: 2005/07/23 15:28

» トーク・トゥ・ハー [カフェビショップ]
トーク・トゥ・ハー 相変わらず映像はいいですね。それだけで見る価値ありかな。 この監督は変人や濃いキャラクターを登場させるが ドラマ自体は普遍的なものを扱う人ですね。 女闘牛士とライター、ダンサーと介護人。 いずれも女のほうが意識不明で植物状態。 女闘牛..... [続きを読む]

受信: 2005/11/10 20:13

« オーシャンズ11(2001 アメリカ) | トップページ | リバー・ランズ・スルー・イット(1992 アメリカ) »