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2005年2月の15件の記事

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003 ニュージーランド/アメリカ)

アラゴルンたちはアイゼンガルドでメリー,ピピンと再会した.パランティアの石で冥王サウロンの大軍団がゴンドールのミナス・ティリスに攻め込もうとしていることを知った彼らは,ゴンドールとローハンに協力して敵にあたるように要請した.エルフから復活した王の剣をうけとったアラゴルンは援軍を求めて死者の道に旅立つが,その間にミナス・ティリスはサウロンの軍団の前に陥落寸前まで追い詰められてしまう.一方フロドは強力になっていく指輪の魔力に苦しめられながら旅を続けていたが,ゴラムにだまされて親友のサムに別れを告げてしまう…という話.

ファンタジーの古典的名作“指輪物語”の実写映画3部作の3作目です.完全な連続ものなので1作目“ロード・オブ・ザ・リング”から続けてみたほうがいいでしょう.わたしが観たのはスペシャル・エクステンデッド・エディションで劇場公開版に約50分のシーンが追加されたものです.
まず前作よりも迫力が増した戦闘シーンに圧倒されます.オークの群れや騎馬部隊の突撃もすごいのですが,強力な攻城兵器や凶悪なオリファントにはこちらまで絶望感が襲って来るようです.それに立ち向かうローハンの騎士たちの姿には胸が熱くなりました.
それから指輪の魔力に犯されて病人のようになったフロドと,彼を献身的に助け支えるサムの姿が本当に感動的です.また彼らの無事を信じて最後の絶望的な戦いに挑む仲間たちにも心打たれます.こういう話は本当に好きです.
ラストは自分が本当に長い旅を終えたようなさびしさとシンクロして,なんともいえない余韻があってすばらしいですね.

3部作合わせると本当に長い大作ですが,それだけの感動を与えてくれた作品でした.

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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002 アメリカ/ニュージーランド)

ウルク=ハイの襲撃によって散り散りになってしまった“旅の仲間”.フロドとサムは指輪を破壊するための旅を続け,後をつけてくる以前の指輪の所有者ゴラムを捕らえた.ウルク=ハイに連れ去られたメリーとピピンは途中で逃げ出し,古い森でエント族に出会う.アラゴルンとレゴラス,ギムリは“白の魔法使い”と合流し,サルマンに操られていたローハンの王を救い,サルマンの大軍団の侵攻に対する絶望的な戦いに備える.サムの諌めをきかずフロドはゴラムに影の国モルドールへの道案内をさせるのだが…という話.

ファンタジーの古典的名作“指輪物語”の実写映画3部作の2作目です.完全な連続ものなので前作“ロード・オブ・ザ・リング”を見ていないとわけがわからなくなるので注意です.わたしが観たのはスペシャル・エクステンデッド・エディションで劇場公開版に約40分のシーンが追加されたものです.
指輪の影響で徐々に意志が弱っていくフロド.ローハンでわずか300人の兵士で1万を超えるサルマンの異形の軍団を迎え撃つアラゴルンたち.驚異的な寿命を持ちながら滅び行くエルフ族やエント族の逸話もあって全体的に暗く哀しい話になっていますが,絶望的な状況にあっても希望を捨てずに立ち向かう主人公たちの姿がいいですね.そしてヘルム渓谷での援軍のシーンがとても感動的でした.
前作に続いて自然の景色がすごく美しいです.それにヘルム渓谷の大合戦も圧倒的で迫力がありましたし,アイゼンガルドの戦いも派手でユーモラスで面白い映像でした.
そしてゴラム.見た目も性格もインパクトがあって印象的です.“旅の仲間”のキャラクターたちも見せ場が多くなっていて良かったです.“白の魔法使い”はかっこいいとこ取りすぎだよ.

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ロード・オブ・ザ・リング(2001 アメリカ/ニュージーランド)

ホビット族の青年フロドは養父のビルボから,ある指輪を受け継いだ.フロドは魔法使いのガンダルフからこの指輪は中つ国を支配するために冥王サウロンが作った“力の指輪”であることを知らされ,庭師のサムたちと一緒にホビットの村を離れる.途中で出会ったレンジャーのアラゴルンに助けられながら,一行は裂け谷のエルフ族の街に到着した.そこで中つ国の各種族の代表が集まり会議が行なわれ,指輪を破壊する決定がなされる.フロドたちは9人の“旅の仲間”を結成し滅びの山をめざして旅立つのだが…という話.

ファンタジーの古典的名作“指輪物語”の実写化映画です.3部作の1作目ですが,なぜか副題“旅の仲間”が省略されているのが気になります.わたしが観たのはスペシャル・エクステンデッド・エディションで劇場公開版に約30分のシーンが追加されたものです.
強い力もなく平和な生活を好むホビットが,魔力に耐性があるということで,中つ国の全種族を救うという重課を背負って長い旅に出る.ストーリーは単純なので物語に入りやすく,それでいて舞台となる世界の設定が深いので,いろいろなものを発見してワクワクするような,そういう楽しさがある作品でした.
まず雄大で美しい自然がとても印象的でした.そして森に溶け込むエルフの街や地下のドワーフの大鉱山など人工の部分も幻想的で美しくできていました.ホビットの村ののどかな雰囲気も良かったです.
アクションシーンでは坑道内の戦闘がやはり一番楽しめました.大量のオークがワラワラ出てきた様子は見ていてうれしくなりました.オークはああじゃなくちゃね.

原作は大学生のときに読んだのだけれども,そのときに感じたイメージとあまり違和感がなかったのでうれしかったです.

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コイサンマン(1980 南アフリカ)

厳しい気候のカラハリ砂漠に“文明”から隔絶した生活を送っているブッシュマンのキコは,飛行機から捨てられたコーラのビンを拾い部族に持ち帰った.ビンは部族の間で便利な道具として重宝されるが,それがひとつしかないことから争いの種になってしまう.ビンが不吉な道具だと気づいたキコは,それを捨てるために世界の果てを目指して旅に出る.そのころ生物学者のステインは近くの村に赴任してくる教師のケイトを修理中のトラックで迎えに行ったが,女性が苦手なステインはケイトの前で失敗ばかりしてしまう…という話.

異文化が出会った時の混乱を描いたコメディです.以前は“ブッシュマン”というタイトルでしたが DVD では改題されました(が,2作目の以前のタイトルそのままなのでややこしいです).
ベタベタなノリのギャグが連発で昔のコントを見ているように楽しめました.キコの素朴でスットボケた様子もおかしいし,ステインやケイトの体を張ったドタバタも面白かったです.また動物を使ったネタもよくできていました.ただ古いタイプのギャクばかりなので少し人を選ぶかもしれません.
映画の序盤はドキュメンタリータッチでブッシュマンの伝統的な生活が興味深いのですが,実際には文明化が強制されていて,映画の中に描かれている姿はすでに過去のものだったようです.
あと,世界の果ての幻想的ですばらしい景色がすごい感動的でした.

原題は“THE GODS MUST BE CRAZY”で,“GODS”が“文明人”のことなので,映画の内容とともに皮肉が効いていて,いいタイトルだと思います.

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恐竜100万年(1966 イギリス)

人類の黎明期,山岳の洞窟の部族の族長の息子トゥマクは,食事の争いから族長に洞窟を追い出されてしまった.大イグアナに追われ,猿人の洞窟を通り,灼熱の砂漠を越えてトゥマクは海岸にたどり着くがそこで倒れてしまう.大海亀に襲われそうになったトゥマクは海岸の部族の娘ロアナに助けられる.回復したトゥマクは海岸の部族の進んだ技術に驚く.トゥマクを友好的に受け入れてくれた海岸の部族だったが,そこに突然肉食のアロサウルスが襲ってきた…という話.

原始人類と恐竜の存在する世界の冒険を描いたファンタジーアドベンチャーです.
現在のCGで描かれる恐竜と比べればリアルさは劣りますけど,コマ撮りの特撮による独特の動きをする恐竜はなかなか味わい深いものでした.それがまた人間と戦ったり恐竜同士が戦ったりするシーンは,見ているだけで本当にうれしくなりますね.
恐竜の人形のアニメーション以外にも,ミニチュアと実写の合成,毛皮ビキニの美女集団,そしてカタストロフィーと見所はたくさんあって楽しい作品です.
科学的考証とか難しいことは忘れて気楽に楽しみました.

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我が家の楽園(1938 アメリカ)

大企業カービー社は工場建設のために町の買占めを行なっているが,バンダーホフ老人だけは家を売ることに同意しない.バンダーホフの家は人々が自分の好きなことをして暮らしており,近所の人々からも評判が高いのだった.カービー家の御曹司で副社長のトニーは,彼の秘書でバンダーホフの孫であるアリスと結婚を考えているが,彼の両親は身分の違う彼女をよくは思わない.トニーはアリスの家を訪れ彼女の家族とお互いに好印象を持つ.そこでトニーの両親をアリスの家に招待し親交を深めてもらおうとしたのだが…という話.

人生を楽しく生きることをうたったコメディです.
バンダーホフ老人の家族やまわりに集まった人たちが個性的で面白いです.バンダーホフ老人もなかなか魅力的なキャラクターですが,ほかにも街中でパイプをすいながら花火を作っているアリスの父親や,アリスの妹のバレエの先生で無遠慮なロシア人が強烈で印象的でした.そしてカービー家の両親を迎えたときのドタバタ騒ぎも,ちょっとやりすぎな気もしますが大いに笑えました.考えてみれば現実にこんなに変人が集まっている家なら近所で迷惑極まりない気がしますね.
自分の好きなことだけして生活できればそれは最高だろうけれど現実にはなかなかそういうわけにもいかないわけで,そういう意味で夢のような生活が表わされていて楽しくなり,そして最後は爽快な気分になれます.
けれどもカービー社がどうなるのかちょびっと心配になったり.

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何がジェーンに起ったか?(1962 アメリカ)

妹ジェーンは子役のスターとして一世を風靡した.その20年後ジェーンは大根女優に落ちぶれたが,姉ブランチは名女優に成長した.しかし車の“事故”によりブランチは下半身不随になってしまった.初老になった姉妹は2人で暮らしていたが,酒におぼれたジェーンの行動がおかしくなってきた.ジェーンはブランチへのファンレターを勝手に捨て,電話をはずして孤立させ,食事をさせないように仕掛けるなどしてブランチを苦しめる.ブランチ寄りだったメイドに暇を出し自由勝手になったジェーンは,過去の栄光を取り戻そうとある計画をするのだが…という話.

狂気に取り付かれた妹とその姉の様子を描いたサスペンスです.
とにかくジェーンの迫力がすごいです.モノクロなのに強烈に色が感じられるメイクや,ブランチをいたぶる様子もすごいですが,なにより年老いてしまっているにもかかわらず幼い子役時代の衣装と振り付けで歌う様子がおぞましく,こっけいで,そして哀しくてとても印象に残りました.
それにブランチにあれだけの仕打ちをしておきながら,なにかあるとすぐブランチに助けを求めて泣くジェーンの狂気も,恐いとともに哀しくなります.
そしてブランチの告白でとても切なくなりました.ジェーンになすがままになっていたのは足が不自由だったためだけじゃなかったんだなと.

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レイヴンふそうの日記/NB編8

[アーマード・コア ナインブレイカー のプレイ日記]

しばらく別のゲームばかりしててほったらかしになってたけど,ぼちぼちプレイを再開している.すっかりゲームをやる気も日記を書く気も低下しているけどたまには記録しておこう.

苦手な移動系トレーニングを何度も挑戦してなんとかクリアすることに成功.でも銅ばかりでヘボヘボなのがまるわかりだな.
新しく出た OVERALL: SINGLE は重装備のタンクであっけなくすべて金が取れて拍子抜け.次は OVERALL: MELEE に挑戦しようかなというところ.

現在挑戦中のところは;
TECHNIC: SWORDCRAFT LEVEL 4
SPECIAL: NO LOCKON+RADAR LEVEL 2
OVERALL: OVERALL: MELEE LEVEL 1

SWORDCRAFT と NO LOCKON+RADAR はまるっきりクリアできる気もしないんだけどどうしよう.

現在の成績:
トレーニング 金66銀35銅38
称号     ロックオンエキスパート

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いつか晴れた日に(1995 イギリス/アメリカ)

19世紀のイギリス.父が亡くなり,エリノアとマリアンヌ姉妹の一家は長男夫婦に屋敷を追われることになった.エリノアと長男婦人の弟エドワードが親しくなるが,一家がコテージに移るので離れることになってしまった.ブラントン大佐はマリアンヌに想いを寄せるが,マリアンヌは雨の日に助けてもらったウィロビーに夢中になる.しかしウィロビーは突然ロンドンへ去っていきマリアンヌは暗くなってしまう.さらにエドワードと婚約しているという令嬢ルーシーが現れエリノアもつらい気持ちになる.二人はルーシーとともにロンドンに招待されるのだが…という話.

貧乏になってしまった良家の姉妹が主人公のラブストーリーです.
舞台はイギリスの上流社会ですがストーリはラブコメディとあまり変わらないので,ちょっと気取ったラブコメディといった感じで意外と気楽に見られました.複雑だけど意外と狭い人間関係も面白いです.
エリノアの,天真爛漫な妹マリアンヌの恋愛を見守っている様子や,ルーシーに婚約を告白されてから一人で苦しんでいる様子,そして終盤に号泣してしまうところが印象深かったです.
それから,愛する人の幸せを第1に思って自分は一歩引いて相手を見つめているブラントン大佐が渋いです.登場人物の中で一番応援したくなるキャラクターでした.
ラストはずいぶんと強引な気がしましたが,収拾はついているし気持ちよく観終えられたので良しとします.

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アラバマ物語(1962 アメリカ)

ジェムとスカウトの兄妹は弁護士の父アティカスとともに南部アラバマ州に暮らしていた.2人は隣に帰省してきたディルとともに,父親を刺して地下室に閉じ込められているという怪人“ブー”を探すが見ることはできなかった.スカウトは学校に行くようになるが,自分の正義を通そうとして喧嘩してしまいアティカスに諭される.アティカスが婦女暴行で起訴された黒人トムの弁護を引きうることになると,黒人をよく思わない人々と衝突するようになる.そんな様子を見ていた子供たちはトムの事件の裁判を見に行くのだが…という話.

少年少女が父の姿を通じて世の中のことを学ぶ様子を描いたドラマです.
子供たちが主人公なためかけっこうやわらかい雰囲気なのですが,そこに描かれているのは世の中では道理が通るわけではないという現実.テーマの割りに重すぎにならず観やすい映画でした.
子供たちが町を探検する様子,アティカスの毅然としてたくましい父親像,それらが古きよき時代を感じさせて心地よいです.ほかにも木のうろに入れられた“宝物”の正体がわかったときも暖かい気持ちになりました.
トムの顛末にはやりきれなくなりました.そして子供にまで危害を加えようとする,人を憎むという気持ちが本当に恐しいです.

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エルマー・ガントリー/魅せられた男(1960 アメリカ)

酒と女を愛し口八丁でお調子者のエルマー・ガントリーは,信仰復興のために巡行していたシスター・シャロンを見かけ,一目でその美しさに魅せられてしまった.エルマーの身の上話はシャロンにとても気に入られ,エルマーは集会で演説をするようになる.エルマーの演説は乱暴で下品だったが民衆の支持は高く,おかげでシャロンは大都会で信仰復興の集会を開けるようになった.大都会では信仰復興の反対派が大勢集まったがシャロンの祈りは彼らの心を動かし,集会は大成功したのだったが…という話.

信仰に疎かった男がほれた女性のために布教に奮闘する姿を描いたドラマです.
エルマーの人当たりのいい笑顔とテンションの高い演説が楽しいです.ああいう説教ならば本当にみんな楽しんで聞けるなと納得させられました.シスター・シャロンもなかなかな清楚さではじめは近寄りがたい雰囲気があったのですが,だんだんエルマーの前では可愛くなっていくところがいいです.
ラストの急転回には呆然とさせられ,ちょっと納得いかない面もありますが,全体的にはなかなか面白かったです.
人間は簡単に完全無欠にはなれないし,守りにくい教義は無しにしたほうが,たくさんの人を幸せに導けるんじゃないかなと,エルマーを見ていてそう思いました.

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ゴッド and モンスター(1998 アメリカ)

かつて映画“フランケンシュタイン”等で名声を得,謎の引退をした元映画監督ジェームズ・ホエール.15年後脳卒中で倒れてから彼は記憶が混乱し過去のフラッシュバックや幻影に悩まされていた.ホエールは新しく雇われた逞しい庭師クレイに惹かれ,彼をお茶に誘い親しくなる.ホエールはクレイにスケッチのモデルになってくれるよう頼み,クレイもそれに応じた.そのうちにホエールに男色癖があることを知り,自分たちはそんな関係ではないと信じるクレイだったのだが…という話.

実在した映画監督ジェームズ・ホエールの晩年を描いたドラマです.
普段のホエール老人は変わり者でユーモア精神にも富んでいるので,同性愛はいやだけど,絵のモデルになって彼の話を聞くのはとても楽しそうです.またクレイのほうは純朴でホエール老人をほとんど警戒しておらず,そんな二人のやり取りはなんとなく危うくて面白かったです.
一方,老いと病と孤独とに蝕まれて,過去の想いに苛まれ,才能も消え去ってしまい,そんなホエール老人の悲しみがひしひしと伝わってきます.そして愛するものに最後に望んだこと,それがとても哀しくて胸をうたれました.

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死霊のはらわたII(1987 アメリカ)

人里離れた森の山小屋で“死者の書”の死霊のために,恋人を自らの手で切り刻むことになってしまい,さらには死霊にとりつかれてしまった青年アッシュ.朝日のおかげで正気を取り戻すことができたが死霊の悪戯は執拗に続き,ついには自らの右手を切り落とすことになってしまった.そこに“死者の書”の研究者の娘アニーが連絡の取れなくなった両親を心配して,友人や道案内を連れて訪れてくる.アッシュは殺人鬼と間違えられ,アニーたちに地下室に閉じ込められてしまうのだが…という話.

スプラッターホラーの原点“死霊のはらわた”の第2弾です.恐怖度は薄まりかなりギャグタッチになっています.
死霊に苦しめられ命がけで戦うアッシュなんですが,その姿は滑稽で思い切り笑えます.特に死霊に取りつかれた自分の右手と真剣に戦う様子は,その気合の入り方からしても傑作のシーンだと思えます.
ほかにも右手に装着するチェーンソーや,ラストのオチの奇想天外さもとても素敵で面白かったです.でも基本はスプラッターなので誰にでもオススメできませんけど.
前作と同じネタがいくつも出てくるところはマイナスですが,はじめの状況も変わっているところがあるし,続編ではなくリメイクだとべきなんですね.

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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984 アメリカ)

天才的神経外科医でありながら素粒子物理学をも修め,さらには科学者仲間とともにロックバンド“香港騎士団”を結成しているスーパーヒーロー,バカルー・バンザイはロケットカーの実験中に次元波動装置を使い次元の壁を突破することに成功した.第10惑星を追放され8次元に幽閉されていた暴君ウォーフィンは,この装置を奪い故郷に帰ることを決意する.一方ウォーフィンが帰還することを恐れる第10惑星の指導者エムダールは,バカルーに使者を送り日没までにウォーフォンの野望を阻止しなければ地球を壊滅させると通告してきた,という話.

悪い宇宙人の野望を阻止するタイプの SF アクション映画です.邦題はスットんでいますがほぼ原題のとおりというのがちょっと驚きです.
話の内容はナンセンスなんだけどそのわりにはギャグは少ないです.しかしそれを上回る量のヘンな設定や味のあるギミックが登場し,それらがとても楽しかったです.
主人公バカルーの設定がぶっ飛んでいるし,いきなり8次元なんてものが出てきたり,悪の宇宙人が共産主義だったり,ジェットカーはかっこいいけど,3Dメガネは爆笑モノだし,ウソ発見器や拷問装置や,さらには大型宇宙船も大仰なわりに妙にショボかったりで,こういうノリがとってもうれしくなりました.
あと,バカルーやウォーフィンや“香港騎士団”のメンバーはともかく,ウォーフォンの部下やBB親衛隊やはては国防長官まで,登場キャラクターがみんなクセが濃い濃い.こういった面でも面白かった映画でした.

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ジャック・フロスト パパは雪だるま(1998 アメリカ)

ロックミュージシャンのジャック・フロストはなかなか息子チャーリーとの時間がとれず,彼のホッケーの試合の観戦をすっぽかしてしまう.名誉挽回とクリスマスに家族旅行を計画したが,レコード会社とのオーディションが重なりご破算になる.オーディションにむかう途中にクリスマスはチャーリーと過ごそうと思い直したジャックだったが,引き返す途中で事故を起こして死んでしまった.一年後,父親を失った悲しみから立ち直れないチャーリーは雪だるまを作り,父からもらった“魔法のハーモニカ”を吹く.すると雪だるまの中にジャックが帰ってきた…という話.

雪だるまとなって甦った父と息子の交流を描いたファンタジードラマです.
生前果たせなかった息子との約束を雪だるまになって実現するジャックと,それによって元気付けられていくチャーリーの姿にとても心が温められます.終盤ジャックのために奮闘するチャーリーの姿やラストシーンも感動的でした.
中盤の雪山でのチェイスシーンは子供ばかりなのにけっこうアクションしていてとても楽しいものになっています.またチャーリーのライバルのガキ大将もなかなかいいキャラクターでした.
コミカルな雪だるまが主人公なところとベタベタなストーリーにしらける人もいるかもしれませんが,こういう作品はその世界にはまれればとても楽しめますね.

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