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炎の戦線 エル・アラメイン(2002 イタリア)

1942年,エジプトにイタリアの学生志願兵セッラが着任した.本国で聞いた戦争の様子とあまりに違い,兵士の補充も食料や水の補給も乏しい前線の様子にセッラは戸惑う.リッツォ曹長のもとに配属されたセッラだったが2度の”奇跡”が起きて命拾いをし,彼は“人生には3度の奇跡が起こる”というジンクスを聞かされる.イギリス軍の攻勢に備えイタリア軍は前面非常体勢になり,リッツォ曹長とセッラはカッタラ低地に偵察に出るが,その間に本隊が攻撃を受けた.そしていよいよイギリス軍の攻勢が始まった…という話.

エル・アラメインの戦いのもと,一人の新兵が見た戦争を描いたドラマです.
前半は,砂漠という苛酷な環境と敵の断続的な砲撃の下,十分な補給が無い状態で配置につく兵士の日常の様子が興味深いです.しばしばリッツォ曹長の語る話はそんな兵士たちの気持ちを代表するものなのでしょう.
戦闘シーンは唯一のものが中盤にありますが,激しい砲撃の後に迫り来る戦車と敵兵の大群,そして続く白兵戦が悪夢のように描かれていました.
後半は退却する様子が描かれ,エピソードが進むにつれて,味方にも見放された悲惨な様子が胸に迫ります.
全体的に地味で渋い戦争映画ですが,兵士たちのいろいろな気持ちが心に残るような作品でした.

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