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ケイン号の叛乱(1954 アメリカ)

新米少尉キースの乗る老駆逐艦ケイン号に歴戦の勇士クィーグが艦長に着任した.しかしあまりに厳しい規律を部下に求める上に,自分の失敗まで部下に押し付けるクィーグに,キースや副長のマリクは彼が偏執狂ではないかと疑いを持つ.そんな時ケイン号は台風に巻き込まれ,恐怖で呆然とするクィーグの権限をマリクが剥奪して無事乗り切ることができた.しかし,マリクはクィーグに反乱罪として軍法会議に訴えられるのだった.

孤独な艦長と彼に反発する部下たちの確執を描いた戦争ドラマです.
軍隊のように上下関係が厳しい組織で,無能な上司を指摘するのがいかに難しいかというのがよくわかる作品です.しかもその上司が過去に実績があり,外部からは異常とはわからないということで,裁判のシーンではどうやって艦長の主張をひっくり返せるのかひやひやさせられました.そして裁判の後にもう一波乱あり,こちらのほうにもびっくりさせられました.それにしても,以前は勇猛な指揮官が長年神経をすり減らすことによっていつか無能に落ちぶれていくという話も,恐ろしくて悲しいものですね.
基本的には新米少尉キースが配属された駆逐艦ケイン号でいろいろなことを体験して成長していく物語の体裁をとっています.彼の恋愛話は余分に見えるかもしれませんが,全体的に重い話なので息抜きにはちょうどいいかとも思えます.
とにかく最後まで先の展開が気になって面白くみられた作品でした.

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